はじめに|Audible、気づいたら聴かなくなってた人へ
Audibleを使い始めたとき、
「スキマ時間で学べるなんて最高じゃん!」
「通勤中に本が聴けるなんて便利!」
…とワクワクしていたはず。
でも、いつの間にか再生しなくなっていたり、アプリを開くのを忘れていたりしませんか?
それ、あなただけじゃありません。
実はAudibleを挫折する人には、**いくつか共通の“聴き方のミス”**があるんです。
ぼく自身も、最初はノリノリで始めたのに、
「難しすぎて頭に入らない」
「途中で寝ちゃう」
「結局なにも身についてない」
という理由で、いったん離脱した経験があります。
でも、**ちょっとした“聴き方のコツ”**を知ってからは、毎日Audibleを活用できるようになりました。
この記事では、そんなぼくの経験をふまえて、
「もう一度オーディオブックを習慣化したい」
「挫折せずに気軽に続けたい」
という人に向けて、**Audibleを“ラクに続けるコツ”**を紹介していきます。
よくある挫折パターン3つ
Audibleを挫折してしまう人には、いくつかの共通パターンがあります。
それを知っておくだけでも「次は挫折しない聴き方」が見えてきます。
1. 最初から難しい本を選んでしまう
自己啓発、ビジネス書、哲学書…。
「せっかくだから、ちゃんと学べる本を」と思って選びがちですが、
活字で読むのと音声で聴くのでは、理解のしやすさが全く違います。
難しい内容を音声で聴くのは、思っている以上に疲れます。
→ 内容が頭に入らず「つまらない」「疲れる」と感じてしまい、やめてしまう原因に。
2. 集中して聞こうとしすぎて疲れる
Audibleは「ながら聴き」ができるのが最大のメリット。
でも真面目な人ほど「ちゃんと聴こう」「理解しなきゃ」と思いすぎて、疲れてしまいます。
完璧を目指すほど、続けにくくなる。
これ、意外と盲点です。
3. メモを取らずに聞きっぱなし
「なるほど〜」「この言葉、いいな」と思っても、
あとで振り返ると、内容がほとんど記憶に残っていない…。
これもあるあるです。
Audibleにはブックマーク機能もあるので、気になったところはその場でマーク or メモしておくのがコツです。
Audibleを続けるコツ5選|ラクに続けて身につく聴き方
「Audibleを続けられない」のは、あなたのせいではなく、“やり方”の問題。
ここでは、誰でも無理なく続けられるコツを5つにまとめました。
1. 「ながら聴き」でOKと割り切る
Audibleの強みは、“ながら時間”を有効活用できること。
最初から「ちゃんと聴こう」「全部覚えよう」とするのは、むしろ逆効果。
- 散歩中、洗い物中、シャワーのあと、寝る前…
- 気軽に流しておく感覚でOK
- 頭に残るフレーズが1つでもあれば大成功!
2. ポジティブな内容を選んで、潜在意識に浸透させる
最初のうちは難しい本ではなく、前向きになれる本・気分が軽くなる本がオススメ。
オーディオブックは“言葉のシャワー”なので、
何度も聞くうちに、無意識に言葉が染みこんでいきます。
→ ポジティブな内容は、そのまま潜在意識の書き換えにもつながる。
3. 気になったところだけをメモ・ブックマークする
すべてを覚える必要はありません。
でも、刺さった言葉や気づきはすぐ記録するクセをつけると、記憶に定着しやすくなります。
- Audibleのブックマーク機能でピンを打つ
- スマホのメモ帳に一言だけ書く
→ 「学びが残る」実感があると、習慣化しやすい
4. 同じ本を何度も聴いてOK|反復こそ力になる
「1回で理解しなきゃ」という思い込みは不要。
何度聴いても、新しい発見があるのが良書の特徴です。
- 1周目→なんとなく聴く
- 2周目→刺さる言葉を拾う
- 3周目→気づいたら習慣になってる
反復することで、言葉が潜在意識に深く染み込むようになります。
5. 毎日5分でもOK|とにかく“続ける”ことが最優先
「今日は30分も聴けなかった…」と落ち込む必要はありません。
たった**5分でも毎日続ければ、1年で30時間分以上の“学び時間”**になります。
- 最低ラインを低く設定する
- 「聴いた自分えらい!」でOK
- モチベは“積み重ねる快感”から生まれる
初心者におすすめのAudible本3選
「どの本を聴けばいいかわからない」「難しくて挫折しそう」
そんな人に向けて、**“聴きやすさ”と“内容の前向きさ”**を重視した3冊を紹介します。
1. 『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健
自己啓発×哲学がテーマなのに、会話形式で展開されていてめちゃくちゃ聴きやすい一冊。
物語調で進むから頭にスッと入るし、何度聴いても新しい気づきがあるのが魅力。
- 自己肯定感が低い人に特におすすめ
- Audible初心者の“入り口”にぴったり
- 一度では理解しきれなくてもOK、繰り返しが前提の本
2. 『夢をかなえるゾウ』水野敬也
笑える&泣ける&学べる。エンタメ感覚で聴ける自己啓発の名作。
ゾウの神様・ガネーシャの関西弁がクセになる。
- 物語ベースで自然に引き込まれる
- 行動のヒントがたっぷり
- 声優の朗読も秀逸で、音声コンテンツとして非常に高クオリティ
3. 『自分を操る超集中力』メンタリストDaiGo
聴き流してもOKな構成がありがたい一冊。
1章1章が短めなので、通勤や作業中にちょこっとずつ聴けるのが◎
- 習慣・集中力アップに関心がある人向け
- 途中からでも聴ける“つまみ食いOK”なタイプ
- Audible初心者にも聴きやすい口調とテンポ
まとめ|Audibleは「完璧じゃなくてOK」で続けられる
Audibleは「ながら学習」ができる最強ツール。
でも、やり方を間違えると続かないのも事実です。
今回紹介したコツをもう一度おさらいすると…
✅ 挫折しないためのポイント
- 最初は ポジティブで聴きやすい本を選ぶ
- ながら聴きを前提に、気軽に流すスタイルでOK
- 気になった部分だけメモ or ブックマーク
- 同じ本を何度も聴くことで潜在意識に定着
- 1日5分でもいいから“毎日続ける”意識
「Audibleを使いこなす人」は、自分に合った“聴き方”を見つけた人です。
完璧じゃなくていい。流してるだけでも、少しずつ思考は変わっていきます。
まずは一冊、興味のある本を“ながら”で再生してみてください。
その一歩が、人生を変える習慣になるかもしれません。
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