はじめに|Audibleを「楽しく続ける」ための視点
Audibleを一度試してみたけれど、途中でやめてしまった──
そんな経験、ありませんか?
「集中できなかった」「最後まで聴けなかった」「結局続かなかった」
実はこれ、あなただけではありません。
Audibleはとても便利なサービスですが、“聴き方”や“選び方”が合っていないと楽しめないことも多いんです。
でも逆に言えば、ちょっとした工夫でグッと楽しくなる。
本記事では、Audibleをもっと楽しむための5つの工夫を紹介します。
再挑戦したい人も、今まさに挫折しかけている人も、
「Audibleってやっぱりいいかも」と思えるヒントになれば嬉しいです。
工夫①:BGM感覚で“ながら聴き”する
Audibleを「真剣に聴こう」としすぎると、逆に続かなくなってしまうことがあります。
最初から内容を完璧に理解しようとせず、音楽のようにBGM感覚で流すのがコツ。
たとえばこんなシーンで:
- 通勤・通学の移動中
- 家事や掃除の最中
- 散歩や軽い運動のとき
- 寝る前のリラックスタイム
この「ながら聴き」は、耳を通して潜在意識にゆるやかに言葉を届けることにもつながります。
意識して聴いていないようで、意外とフレーズが記憶に残っていたりします。
「まずは流すだけでOK」と思えば、ハードルがグッと下がり、Audibleが生活の一部になりますよ。
工夫②:興味のある「テーマ」から選ぶ
Audibleを楽しむために、何より大事なのは「聴く本の選び方」。
“有名だから”や“自己啓発系がいいらしい”という理由だけで選ぶと、途中で挫折しがちです。
まずは自分が本当に興味のあるジャンルやテーマから始めるのがベストです。
たとえば…
- 音楽が好きなら → 音楽史やアーティストの自伝
- 心理学に興味があるなら → メンタルや行動心理系の本
- 人生に迷ってるなら → 哲学や生き方に関する本
- リラックスしたいなら → 小説や詩の朗読
「今の自分に刺さる内容」を選べば、自然と耳が傾き、続けやすくなります。
さらに、ナレーターの声との相性も大事なポイント。
試し聴きで「聴き心地がいい」と感じたものを選ぶのもおすすめです。
工夫③:1冊を何度も聴いて“味わう”
Audibleのいいところは、何度でも繰り返し聴けること。
読む読書と違い、音で入ってくる内容は、一度で全てを理解するのは難しいものです。
だからこそ、“一回聴いて終わり”にせず、お気に入りの一冊を何度も繰り返し聴くのが効果的。
2回目、3回目に聴くと…
- 「あれ?こんなこと書いてたっけ?」と新しい発見がある
- 前に理解できなかった部分がスッと入ってくる
- 内容が自然と記憶に定着してくる
まるで映画を繰り返し観て深みを味わうように、Audibleも**“味わう聴き方”**ができるんです。
お気に入りの本を“マイ定番”としてストックしておくと、いつでもモチベーションが上がるツールになりますよ。
工夫④:メモや要約を「シェア」する
Audibleで聴いた内容をそのままにしておくと、忘れるのも早いもの。
だからこそ、メモを取ったり、要点をまとめて「アウトプット」することが大事です。
さらにおすすめなのが、「シェア」すること。
たとえば…
- X(旧Twitter)で気になったフレーズを投稿
- ブログに書評や気づきをまとめる
- 友達との会話で「この本でこんなこと言っててさ」と話す
シェアすることで、
- 自分の理解が深まる
- 知識が定着しやすくなる
- 共感してくれる仲間が見つかる
と、インプットの効果が何倍にもなります。
完璧に要約しなくてもOK。
自分なりに印象に残った一言を記録するだけでも、記憶への残り方が変わってきます。
工夫⑤:「誰かと一緒に」聴いてみる
Audibleは一人で楽しむもの…と思いがちですが、誰かと一緒に聴くことで新しい面白さが生まれます。
たとえば…
- 同じ本を友人やパートナーと“シェア聴き”して、感想を語り合う
- オンラインサロンや読書会で「今この本を聴いてる」と共有する
- SNSで「#Audibleで読書」などのハッシュタグで繋がる
これにより、
- 内容に対する気づきが広がる
- 続けるモチベーションになる
- 聴いた体験が“記憶に残る体験”へと変わる
誰かと感想を語り合うだけで、ただの「音声読書」が心の深くに残る体験になります。
一人で完結せず、「共有する読書」としてAudibleを使ってみるのも、とてもおすすめです。
まとめ|Audibleを生活に溶け込ませよう
Audibleは、ちょっとした工夫次第で、生活の一部として無理なく楽しめるツールです。
本を「読む」ことにハードルを感じていた人でも、「聴く読書」なら気軽に始められます。
今回紹介した5つの工夫をおさらいすると…
✅ Audibleをもっと楽しむ5つの工夫
- BGM感覚で“ながら聴き”する
- 興味のある「テーマ」から選ぶ
- 1冊を何度も聴いて“味わう”
- メモや要約を「シェア」する
- 「誰かと一緒に」聴いてみる
まずは一番取り入れやすい工夫から、気軽に試してみてください。
そして、「あ、Audibleって案外いいじゃん」と思えたら、もうそれがあなたにとっての“再スタート”です。
Audibleはただの読書サービスではなく、人生の気づきをくれる“耳の習慣”。
その第一歩を、ぜひもう一度踏み出してみてくださいね。
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